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今年最後の市

2012年12月26日

寒い中を店まででかけ、日本の古本屋の注文チェック。

注文が入っておりません。どうしたわけか、今月はどうもよくありません。クレジット注文も先月同様低調です。9時半過ぎに車で名古屋古書会館へ。

運転していても手がかじかんでいます。道路際の温度計は3度、寒いはずです。ヒーターを効かせているから左程でもないのですが、外気温を目にするとやはり震えがくるようです。

今日の市は五月会。最終台には、中原中也の『山羊の歌』が鎮座ましましております。赤毛氈こそ敷いてはありませんが、やはりなかなかのものです。止め(出品者のこれ以下では売らないという希望価格)は30万円とか。

今やバブルが弾け、その中でも文学書の下落ぶりは目を覆いたくなるほどです。最も下落しているものは文学書に限りません。辞書・個人全集・講座・基本図書等々数え上げたらキリがありません。

数点出品した内の一つ、個人全集のは端本のくちは、先週に続きヒキ、誰も入札してくれませんでした。さてどうしたものでしょうか?

数人の同業と連れだって、食事、お茶。嬉しい話は聴こえてきません。売れない、お客さんがこないの大合唱です。いつもとかわりありません。

2時過ぎに古書会館へ。改札(入札封筒に入っている札を調べ、止めを見ながら落札者を決めること)も済んでおりました。中也の『山羊の歌』は無事専門店の落札となっておりました。近くに積み上げられていた、戦前の歌集20本程の口も同様にその方の落札。買われた方の顔はホクホク顔に見えました。むろんそのそばで悔しがっているひとも何人かみえました。わずかの差でも。たとえ10円の差でも最高価格に落札されるのが大原則。参加する事に意味はないのです。キビシイデス。

当店が落札できたのは、『小島信夫全集』端本4冊、『永源寺町史 木地師・通史編』等。出品の方が多くいくらか貰って、今年最後の名古屋の市をあとにしました。

朝と違って暖かくなってきたのですが、また明日からより寒くなるとか。さてお正月の天候はどうでしょうか?

 

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